さよなら私のクラマーが打ち切りといわれる理由！完結したのはつまらないから？

本記事ではこのような悩みを解決できます。

 

 

本記事の執筆者

 

『さよなら私のクラマー』は『四月は君の嘘』の新川直司先生が描く人気サッカー漫画です。

アニメ化されるほど人気がありました。

しかし、「さよなら私のクラマーは打ち切りで完結した」という噂があります。

 

なぜ『さよなら私のクラマー』が打ち切りといわれるのか理由を紹介していきます。

【最初に】『さよなら私のクラマー』は完結したが、打ち切りではない

『さよなら私のクラマー』は完結していますが、打ち切りで終わったわけではありません。

作者が納得するところで完結しています。

 

ただし、最終回が「私たちの戦いは続く」だったので、打ち切りっぽいのも事実です。

最終回は賛否両論ありますが、ストーリー全体で見ると非常に質の高い漫画だったといえます。

 

『さよなら私のクラマー』が打ち切りと勘違いされる理由

『さよなら私のクラマー』が打ち切りと勘違いされる理由は以下のとおりです。

それぞれの理由を順番に紹介しますね。

 

理由1.大会の途中で最終回を迎えた

『さよなら私のクラマー』は関東大会の出場をかけた埼玉県選手権の途中で最終回を迎えました。

 

一般的なサッカー漫画は全国大会の出場や全国大会での優勝で物語を終えます。

最後に力を合わせて全国の強敵に勝つシーンは感動的です。

 

一方で『さよなら私のクラマー』は埼玉県の大会途中で終わっています。

かなり中途半端なところで終わっているため、打ち切りで終わったと感じるのも無理ありません。

 

結末だけを見ると打ち切りっぽさがありますが、編集者いわく事前に決まっていたことでした。

…最初に構想を聞いた時は驚きましたが、何年も前から変わらずに目指した終着点です。

最終話のネームを読んで僕は泣き、納得しましたが皆さんはどうだったでしょう。

映画もアニメもこれからです。
2021年も『さよなら私のクラマー』をよろしくお願いします！#月マガ#さよなら私のクラマー pic.twitter.com/vDrLYe0IdG

— 小田太郎 (@odaodatarotaro) December 4, 2020

事前に埼玉県の途中で終わることが決まっていたので、人気がなくて打ち切りになった可能性は低いです。

 

理由2.全14巻とサッカー漫画にしては少ない

『さよなら私のクラマー』は全14巻で完結しています。

サッカー漫画で全14巻はかなり少ない巻数です。

人気サッカー漫画を見ると30巻を超えることが多く、中には50巻近く発売されている作品もあります。

 

ほかのサッカー漫画と比べたときに『さよなら私のクラマー』の巻数が少ないため、打ち切りだと疑われた可能性もあります。

 

『さよなら私のクラマー』の巻数が少なめなのは事実ですが、打ち切りは関係していません。

作者の意向で全14巻というコンパクトな巻数で完結したのでしょう。

比較的早く完結しているため、新規の読者としても手に取りやすいです。

 

理由3.アニメが完結編まで描かれていない

『さよなら私のクラマー』は2021年4月から2021年6月までアニメ放送されていました。

アニメでは漫画に収録されている1巻～5巻の内容が描かれています。

 

原作は全部で14巻あるため、途中で終わったかたちです。

続編が制作されないことから「人気がなくて打ち切りになった」と言われています。

 

『さよなら私のクラマー』のアニメが打ち切りになったかどうかは不明です。

しかし、3年以上も続編が制作されていません。

そのうえ、原作も完結しているため、アニメでは完結編まで描かれない可能性があります。

 

アニメの続きを見たい場合は原作6巻からチェックしましょう。

 

【ネタバレあり】『さよなら私のクラマー』最終回のあらすじと結末

『さよなら私のクラマー』の終盤は以下のように描かれています。

終盤の流れから最終回まで順番に見ていきましょう。

 

流れ1.蕨青南高校が埼玉県大会で決勝リーグに進出する

主人公・恩田希や周防すみれなどが所属する蕨青南高校は埼玉県選手権大会に出場します。

まずは予選リーグが描かれていますが、4対1で勝利して決勝トーナメントへ進出します。

続けて決勝トーナメント1回戦と2回戦にも勝利し、決勝リーグへ進みました。

 

決勝リーグは勝ち抜いてきた4校が総当たり戦で順位を競う仕組みです。

上位2校が関東大会へ出場できます。

 

流れ2.蕨青南高校が春日部南陽と戦う

決勝リーグの初戦で蕨青南高校は春日部南陽とあたります。

結果は3対1で蕨青南高校の勝利です。

 

流れ3.蕨青南高校が埼玉芳花と戦う

初戦で勝利した蕨青南高校は次に埼玉芳花と戦います。

埼玉芳花は浦和邦成との試合に負けており、次の試合に負けると関東大会へ進めません。

 

崖っぷちとなった埼玉芳花ですが、蕨青南高校は冷静に対処します。

途中ではメンバーを交代する余裕も見せ、3対0で勝利しました。

蕨青南高校は2回勝利したので、すでに関東大会への出場が確定している状態です。

 

流れ4.浦和邦成との最終決戦前で物語が終わる

蕨青南高校は決勝リーグの最終戦で浦和邦成とあたります。

 

浦和邦成といえば、かつて負けたことがある因縁の相手です。

蕨青南高校陣もリベンチマッチに燃えています。

「3戦目がこれから始まる」というところで『さよなら私のクラマー』は完結します。

 

「えっ！ここで終わり」というクライマックスですね。

打ち切りになったと思うのも無理はありません。

せめて浦和邦成との決戦だけでも見たかったというのがファンの本音です。

 

『さよなら私のクラマー』に関するよくある質問

『さよなら私のクラマー』に関するよくある質問を紹介します。

 

Q1.『さよなら私のクラマー』のアニメはいつ完結するの？

『さよなら私のクラマー』のアニメが完結する日は来ないかもしれません。

アニメ2期が制作されると完結編まで描かれるでしょう。

しかし、3年以上も続編制作の発表がないため、アニメ2期が放送される可能性は低いです。

 

Q2.『さよなら私のクラマー』ってどんな作品なの？

 

Q3.『さよなら私のクラマー』はつまらないの？

『さよなら私のクラマー』は心理描写が丁寧なサッカー漫画です。

いわゆるスポコン漫画とは違って、登場キャラの心情が丁寧に描かれています。

 

また、キャラクターも個性的でおもしろいです。

笑えるシーンも複数あるため、あまりサッカー漫画を読まない人にもおすすめです。

 

Q4.『さよなら私のクラマー』最終回のその後は見られないの？

最終回のその後は描かれていません。

浦和邦成とのリベンジマッチがどうなったのか、関東大会でどうなったのかなどは不明です。

 

Q5.『さよなら私のクラマー』の「クラマー」ってどんな意味なの？

「クラマー」はデットマール・クラマーのことを指しています。

デットマール・クラマーはドイツのドルトムント出身です。

サッカー選手やサッカー指導者として知られています。

 

1960年には来日して、日本サッカー界初の外国人コーチも務めました。

現代の日本サッカーに多く貢献したため「日本サッカーの父」とも呼ばれています。

 

Q6.『さよなら私のクラマー』を今から見るなら漫画やアニメのどれがおすすめ？

『さよなら私のクラマー』をはじめて見るならアニメがおすすめです。

アニメは原作1巻～5巻の内容がコンパクトに描かれています。

まずはアニメで作品の雰囲気をつかみましょう。

 

アニメの続きが気になる場合は原作6巻から購入するのがおすすめです。

『さよなら私のクラマー』の漫画をお得に購入する方法

『さよなら私のクラマー』は以下の電子書籍サービスで購入するのがおすすめです。

※上下左右にスクロール可能

※本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

 

中でも「DMMブックス」がおすすめです。

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たとえば、2,000円分の書籍なら1,800円が割引されて200円で購入できます。

 

さらに、DMMブックスはポイント還元率も高いです。

30％還元を受けられると全14巻分7,700円に対し、2,310ptも還元されます。

実質5,400円ほどで全巻をそろえられるためお得です。

 

まとめ.『さよなら私のクラマー』の漫画は打ち切りではなく、想定通り完結した

 

『さよなら私のクラマー』は2021年に完結しましたが、打ち切りで終わったわけではありません。

終わり方が打ち切りっぽいですが、作者があらかじめ決めていたことです。

また、累計発行部数500万部を突破する人気作を打ち切りにすることもありません。

 

胸がアツくなる感動的なサッカー漫画を読みたい場合は『さよなら私のクラマー』をチェックしましょう。