ビースターズが打ち切りといわれる理由！完結したのはつまらないから？

本記事ではこのような悩みを解決できます。

 

 

本記事の執筆者

 

『BEASTARS(ビースターズ)』は2020年10月に完結した人気漫画です。

しかし、「打ち切りで連載が終了した」という噂があります。

 

なぜ『ビースターズ』が打ち切りで完結したといわれるのか理由を紹介していきます。

【最初に】『ビースターズ』は完結したが、打ち切りではない

『ビースターズ』は単行本22巻で完結しましたが、打ち切りで終わったわけではありません。

作者が納得するところで物語が完結しています。

 

ただ、終わり方が打ち切りっぽいのも事実です。

「作者的には納得のいく完結だけど、読者にとっては打ち切りっぽく見える」という最終回です。

 

『ビースターズ』が打ち切りと勘違いされる理由

『ビースターズ』が打ち切りと勘違いされる理由は以下のとおりです。

それぞれの理由を順番に紹介しますね。

 

理由1.クライマックスの展開が駆け足な印象がある

『ビースターズ』といえば細かい設定が魅力の作品です。

普段あまり気にしない「肉食動物と草食動物の対立や共生」という難しいテーマを繊細に描き切っています。

 

一方で、最終回は展開が早く、今までのペースとは異なります。

違和感を覚える人が多く「最後は打ち切りだったのか」と感じる人もいたでしょう。

 

たしかに、『ビースターズ』の終盤は駆け足な印象があります。

ただ、作者の板垣巴留先生は納得のいくエンディングであると説明しています。

 

理由2.肉食動物と草食動物の問題が解決しないまま完結した

『ビースターズ』は相反する肉食動物と草食動物が共存する世界観の作品です。

捕食者と被食者の問題をどのように解決するのかが大きな見どころだと言えます。

 

しかし、最終回を迎えたのに捕食者と被食者の問題は解決していません。

「肉食動物と草食動物の問題はどうなるの？」と感じる人も多いでしょう。

読者的に納得できないクライマックスだったため、打ち切り説が疑われました。

 

理由3.読者が多いので結末について盛り上がりすぎた

『ビースターズ』の打ち切り説には作品自体の人気も影響しています。

 

人気がある作品が中途半端な終わり方をしてしまうと、さまざまなコメントが寄せられます。

賛否両論あるコメントを見ると「結局ビースターズって打ち切りだったの？」という声も増えています。

 

【ネタバレあり】『ビースターズ』最終回のあらすじと結末

打ち切りで完結したとも言われる『ビースターズ』の終盤は以下のように描かれています。

終盤の流れから最終回まで見ていきましょう。

 

流れ1.ハルを救うためにレゴシが裏市へ乗り込む

単行本20巻で、レゴシは「メロンがハルの肉を食べる約束を交わしている」という事実を聞きます。

メロンは草食動物でありながら、肉食動物の食欲に似た破壊衝動を持つキャラです。

物語のクライマックスでは裏市を牛耳る犯罪集団・シシ組のボスに君臨します。

 

想い人の春に危険が及んでいると知ったレゴシは裏市へ乗り込んで、メロンを討伐する決意をしました。

一方で、レゴシに協力するルイは「社長就任記者会見」で裏市と食肉の存在を訴えます。

 

流れ2.裏市でサボンやテンと戦う

裏市に乗り込んだレゴシは、最初にドク組のボス・サボンと戦います。

サボンは強敵でしたが、成長したレゴシの敵ではありません。

 

次にイナリ組のボス・テンが登場します。

テンは女性なので戦い方に苦戦していました。

戦いの最中にメロンが乱入してきて、レゴシVSメロンの戦いが始まります。

 

一方で、ルイが訴えかけたことによって、裏市でも暴動が起きていました。

裏市では肉食動物と草食動物が協力して店を破壊する状況になっていました。

 

流れ3.戦いの最中にルイが現れる

レゴシとメロンの戦いが激化する中、ルイが現れます。

ルイが登場したことで二人の戦いは一時休戦となります。

 

戦いが休戦となり、メロンは裏市で肉食動物と草食動物が協力している光景を目撃します。

変わり始めた裏市を見たメロンは、演技で肉食動物と草食動物の共存をバカにし始めました。

 

ひとり芝居を始めたメロンに対して、レゴシは「アドリブにしたって会話が下手くそだ」と言い、自分の考えを伝えます。

 

流れ4.メロンが自決して事件は幕を閉じる

レゴシの考えを聞いたメロンは「肉食獣と草食獣のハーフである自分がいると邪魔になる」ということで自殺しようとしました。

腹に拳銃を打ち込んだため即死亡に至らず、なんとか一命をとりとめます。

メロンの自決によって、一連の騒動は終了です。

 

騒動から2か月後、裏市が正式に取り壊され、新しい風が吹きます。

 

流れ5.レゴシがハルとデートし、二度目のプロポーズを決意する

事件を解決したレゴシはハルとデートすることになります。

デート中にハルへもう一度プロポーズすることを決意しました。

 

しかし、ハルはいつまでも自分が守られる存在になるのは嫌だと思い、自分からレゴシにプロポーズします。

「結婚してすぐ離婚しよう」と伝えることによって、レゴシの思いどおりにならない対等な関係になりたかったのです。

 

一方で、レゴシは「あなたと一生異種族交流したい」と再びプロポーズします。

レゴシのプロポーズを受けて、ハルは交際することを決意しました。

 

流れ6.レゴシとハルが付き合うことになり、結末を迎える

レゴシとハルが付き合うことになり、二人は抱き合いました。

しかし、肉食動物・レゴシと草食動物・ハルが抱き合う光景を見た警官が近寄ってきます。

警官から声をかけられたハルは「私たち付き合っています」と伝えるのでした。

 

 

『ビースターズ』に関するよくある質問

『ビースターズ』に関するよくある質問を紹介します。

 

Q1.『ビースターズ』ってどんな作品なの？

 

Q2.『ビースターズ』はつまらないの？

『ビースターズ』はおもしろい作品です。

 

『ビースターズ』は唯一無二の世界観が魅力です。

設定がおもしろく、ミステリー要素もあります。

独特の世界観にハマれば「次はどうなるの」とわくわくが止まらなくなるでしょう。

 

Q3.『ビースターズ』のアニメがひどいって本当なの？

『ビースターズ』のアニメにはひどいという声もあります。

アニメがひどいと感じる多くの人は3DCGに対する違和感です。

 

『ビースターズ』のアニメは2Dではなく、フル3Dで描かれています。

現状では3Dアニメの種類が少ないため、見慣れていない人にとっては違和感を覚えやすいです。

内容はおもしろくても、絵がひどいと感じる人もいます。

 

3DCGのアニメが苦手な人は漫画をチェックしましょう。

漫画は2Dなので絵に違和感もありません。

 

Q4.『ビースターズ』のアニメはいつ完結するの？

『ビースターズ』のアニメは2024年に放送される「FINAL SEASON」で完結します。

「FINAL SEASON」ではクライマックスまで描かれる予定です。

 

アニメ版では漫画を補足する内容があるかもしれないため、最終回に納得できない人はチェックしてみると良いでしょう。

 

Q5.『ビースターズ』最終回のその後は見られるの？

『ビースターズ』では最終回のその後が描かれていません。

しかし、最終回の内容は後日談です。

後日談ではレゴシのプロポーズ以外に、ゴウヒンやジャック、ヤフヤなどの結末が見られますよ。

 

Q6.『ビースターズ』の続編が描かれる可能性はあるの？

続編はおそらく描かれないでしょう。

『ビースターズ』は作者の板垣巴留先生が満足した状態で完結しました。

疑問点は残っているものの、作者的には納得しているので続編はないでしょう。

 

Q7.『ビースターズ』を今から見るなら漫画やアニメのどれがおすすめ？

個人的には漫画で読むのがおすすめです。

漫画は絵がうまいため、モノクロでも十分にわかります。

 

また、漫画はアニメと違ってカットされているエピソードがありません。

しっかりと『ビースターズ』の世界観を楽しめる点も魅力です。

『ビースターズ』の漫画をお得に購入する方法

『ビースターズ』は以下の電子書籍サービスで購入するのがおすすめです。

※上下左右にスクロール可能

※本ページの情報は2024年11月時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

 

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まとめ.『ビースターズ』の漫画は打ち切りではなく、きれいに完結している

 

『ビースターズ』の漫画は2020年に完結しましたが、打ち切りで終わったわけではありません。

作者が納得するところまで描かれているため、円満の最終回だと言えます。