「だがしかし」打ち切りの理由！完結したのはつまらないから？

本記事ではこのような悩みを解決できます。

 

 

本記事の執筆者

 

『だがしかし』は2014年～2018年まで連載されていた漫画です。

約4年も連載されていましたが、「打ち切りで連載が終了した」という噂があります。

 

なぜ『だがしかし』が打ち切りで完結したと言われるのか理由を紹介していきます。

【最初に】『だがしかし』は完結したが、打ち切りではない

『だがしかし』は打ち切りで完結したとも言われていますが、打ち切りではありません。

打ち切りで終わったという正式な発表がなく、語られるべきポイントはすべて描かれたうえで完結しています。

 

 

『だがしかし』が打ち切り完結と勘違いされる理由

『だがしかし』が打ち切り完結と勘違いされる理由は以下のとおりです。

それぞれの理由を順番に紹介しますね。

 

理由1.主人公の恋愛がふわっとしたまま完結した

『だがしかし』が打ち切り完結といわれる最大の理由が恋愛模様の結末です。

 

『だがしかし』といえば、鹿田ココノツ・枝垂ほたる・遠藤サヤの三角関係が大きな見どころになっています。

サヤはココノツに恋していますが、ココノツは特に恋愛感情を持っていません。

物語が進むにつれて、ココノツはほたるやサヤにひかれていきます。

 

最大の見どころとも言える恋愛模様ですが、最終回ではっきりと結末が出ていません。

たとえば、最終回でココノツが誰かに告白するシーンや結婚式は描かれませんでした。

中途半端に終わっているように見えるため、『だがしかし』に打ち切り説が出たのでしょう。

 

たしかに恋の結末ははっきりと付いていませんが、最終回を見ればどっちが選ばれたのかわかります。

 

理由2.全11巻と早めに完結した

『だがしかし』は単行本11巻で完結しました。

11巻で完結するのは比較的短いほうです。

 

少年向けの恋愛作品は20巻以上で完結する傾向にあります。

ほかの恋愛作品に比べると巻数が少ないため「打ち切りになった」という誤解が生まれたのでしょう。

 

『だがしかし』の巻数が少ないのは事実ですが、打ち切りとは関係していません。

物語を間延びさせずに完結させた結果が全11巻です。

 

理由3.アニメの続編が制作されなかった

『だがしかし』は2016年と2018年にアニメが放送されました。

各クール12話ずつなので、トータルで全24話です。

 

原作に基づいて24話分を放送しましたが、原作の最後まで描き切っていません。

アニメ2期の最終回は、原作で言うと漫画8巻の途中に描かれている内容です。

 

アニメ3期が制作されていないため、中途半端なところで終わっています。

「アニメの続編が制作されないけど打ち切りなの？」と考えたのでしょう。

 

なお、アニメに関しては打ち切りの可能性が高いです。

2期の放送から6年以上が経過しており、作者・コトヤマ先生の別作品がアニメ化されています。

おそらく『だがしかし』の結末をアニメで見られる日は来ないでしょう。

 

 

【ネタバレあり】『だがしかし』最終回のあらすじと結末

『だがしかし』のクライマックスは以下の流れで描かれています。

終盤の流れから最終回まで順番に見ていきましょう。

 

流れ1.ココノツが漫画賞で奨励賞を獲得する

『だがしかし』の主人公・鹿田ココノツは物語の終盤でマンガの奨励賞を受賞します。

ココノツは元から漫画家になることが夢でした。

ほたると出会うまでは漫画を描きながら、駄菓子屋の店番をしていたわけです。

 

ほたるに出会ってからは漫画が疎かになりました。

しかし、ある夏にほたるが姿を消し、駄菓子屋の経営難を脱してからは本気で漫画家になることを決意します。

 

最初は審査会で酷評されていましたが、夢をあきらめないことで最終的には奨励賞を受賞するまでに成長します。

 

流れ2.ほたるは枝垂カンパニーを継ぐことを決意する

ココノツが漫画に打ち込む一方、ほたるは自分の会社を興そうと考えていました。

会社をサポートするために、ココノツを勧誘していました。

 

ほたるは夏休みに突然姿を消しますが、冬休みの最終日にココノツの前に現れます。

ココノツに対し、「漫画家になる」「ほたるの会社をサポートする」「実家を継ぐ」という選択肢を与えます。

答えは次の夏が来るまで待つとのことです。

 

しかし、ほたるは自分で会社を興すのが難しくなり、とりあえずは父親の会社で手伝うことになります。

そのうえ、ココノツが奨励賞を獲得したことで、会社に勧誘することも一度やめました。

 

流れ3.ほたるがココノツにプロポーズして離れ離れになる

別々の道を歩むことになったココノツとほたるは、お互いの道を応援する関係に落ち着きます。

 

ココノツは別れる前に、夏休み前に預かっていたホームランバーの当たり棒を返し、アイス1本を渡します。

ほたるはココノツの本音を聞いて「会社を興せなかったのは自分に力が足りなかったからだ」と考えました。

これからのことを前向きに考えます。

 

その後いきなり「ココノツくん。私と結婚する？」とプロポーズします。

ドギマギするココノツに対し、ほたるはバスに乗り込みました。

「答えは次に会うまでに考えておいて」と伝えて、二人は別れます。

 

流れ4.高校3年生になったほたるがココノツと再会する

時間が経過してココノツは高校3年生になりました。

3年生になっても漫画家として練習を続けています。

 

何気ない日常を過ごしていたところ、急にほたるが駄菓子屋を訪れてきました。

「これからまたあわただしい日常が始まる」という形で完結します。

 

『だがしかし』に関するよくある質問

『だがしかし』に関するよくある質問を紹介します。

 

Q1.『だがしかし』最終回でサヤはどうなったの？

『だがしかし』のヒロイン・サヤは最終回で特に何もしていません。

フラれたわけでもないため、今後のやり方次第ではココノツと結ばれる未来もあります。

 

しかし、ココノツとほたるの関係性を見ると、今からサヤが巻き返すのは厳しいでしょう。

ほたるはすでにプロポーズまでしていますが、サヤは特にアクションを起こしていません。

最終的にサヤは負けヒロインとなる可能性が高いです。

 

Q2.『だがしかし』ココノツは誰と結婚するの？

ココノツが誰かと結婚するのかは不明です。

最終回ではほたると再会したところで終わっています。

カップルになったわけでもなく、将来的に結婚するとも限りません。

 

ただ、クライマックスの流れを見るとココノツはほたると結婚する可能性が高いです。

 

Q3.『だがしかし』最終回のその後は見られないの？

『だがしかし』の最終回後は最終巻のおまけ4コマで少しだけ見られます。

最終巻のおまけ4コマはいつもよりボリュームアップしているので豪華です。

 

Q4.『だがしかし』はつまらないの？

『だがしかし』はおもしろい作品です。

特に恋愛模様は見ごたえがあります。

最終回はふわっとしたかたちで終わりましたが、少しずつ感情が動いていく展開は見ごたえがあります。

 

また、『だがしかし』は駄菓子がメインテーマの作品です。

作中にはさまざまな駄菓子が登場します。

子どもの頃に駄菓子を食べていた人なら「懐かしい」と思わせてくれますよ。

 

Q5.『だがしかし』を今から見るなら漫画やアニメのどれがおすすめ？

『だがしかし』をはじめて見るならアニメがおすすめです。

アニメは色と声が付いていて見やすくなっています。

まずはアニメを視聴して、先の展開を見たくなったら漫画をチェックしましょう。

 

『だがしかし』の漫画をお得に購入する方法

『だがしかし』は以下の電子書籍サービスで購入するのがおすすめです。

※上下左右にスクロール可能

※本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況は各公式サイトにてご確認ください。

 

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まとめ.『だがしかし』の打ち切り説は誤解！

 

『だがしかし』は完結こそしていますが、打ち切りで終わったわけではありません。

恋愛模様はふわっとしか描かれていませんが、ストーリー全体で見るとキリの良いところで終わっています。

クライマックスではプロポーズシーンも描いているため、ラブコメ作品として理想的な終わり方です。